杉戸店 営業の小林です。
九州北部豪雨で目を疑う様な甚大な被害が発生し、復興が進む間も無く、
先月末には記録的大雨で秋田県内でも河川が氾濫し浸水被害が発生しました。
2年前の9月、常総市で鬼怒川が氾濫した際に災害ボランティアに参加し、
その時に見た生々しく荒れ果てた光景を思い出しました。
今回の災害も自分に何か出来るのではないかと思い、全社協ホームページから
被害状況を確認して、大仙市のボランティア活動に参加して参りました。
今回は息子も連れての参加です。
派遣されたお宅は歴史ある大きなお宅でした。
幸いにも泥の侵入は少なかったものの、床上まで浸水した影響で家具や電化製品、
大切な思い出の写真…様々な物から泥臭い異臭を放っていました。
いまだ汲み取り式のトイレもある地域なので、手洗い、消毒を徹底した上で
作業に取り掛かります。
被災された方々や地域の復興の為に初めてお会いする者同士が協力し合って
取り組む活動の中に身をおいて、息子は何を感じたのか…。
当たり前に思っていた穏やかな日常が突然奪われ、
不自由な生活を余儀なくされる。
活動を通して当たり前の幸せなどない事に気づいて、世の中は支え合って
成り立っている事を感じとってもらえたらと思いました。
息子と共に活動を通して尊い経験をさせて頂きました。
道中が長くて疲労困憊な様子の息子でしたが、
活動に取り組む背中が頼もしく感じた一日でもありました。
九州までは行く事が出来ませんでしたが、今もなお、困っている方々が
一日も早く日常を取り戻せる事を切に願うばかりです。