杉戸店 スタッフブログ

復興への祈り

 

杉戸店 営業の小林です。

大きな被害の爪痕を残した台風18号。
不幸にも被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

16日(水)に仕事の休みを利用して常総市の災害ボランティアに参加してきました。

災害本部で受付を済ませ、依頼をいただいた御宅へ片付けのお手伝いに行って参りました。
古い木造2階建てに年老いたお母様と息子さんがおふたりで暮らしていらっしゃいました。

道中は既に水は引いていたものの砂埃がひどく、見える景色は洪水で被害を受けた田畑が広がっています。

ご依頼主の御宅に着くと泥だらけの部屋は壁や柱に水位を物語る線がくっきりと残されていました。埃っぽくて泥臭い部屋は見るも無残な状況でした。壊れてしまった冷蔵庫からは異臭も漂っていました。

まずは水に浸かってしまった家具や家財を運び出して、泥を掃きだします。その後は雑巾がけ。ひと拭きでまっ茶色になる雑巾を何度も何度も洗いながら泥を落としていきます。

この御宅のお婆ちゃんは川が氾濫した時に自宅の2階から自衛隊のヘリコプターで救助されたそうです。さぞかし不安でさぞかし恐怖に震えた事でしょう。

お婆ちゃんも片付けに協力をしてくれました。
泥で汚れた思い出の品々を処分されている姿がとても悲しげに見えました。

そして朝から始めた片付けは夕方には大方の作業を終えました。

背中の丸まった小さなお婆ちゃんは涙ぐみながら深々と頭を下げてくれました。
そして僕らボランティアの乗る車に何度も何度も頭を下げては見えなくなるまでずっと手を振って見送ってくれました。

災害ボランティアは決して敷居の高いものではありません。そこに行こうという気持ちさえあれば誰にでも出来る尊い仕事だと思います。

あらためて自然災害の恐ろしさと助け合う事の大切さを感じたかけがえのない一日でした。

一日も早い復興を祈り、また機会があれば積極的に参加したいと思います。

ボランティアは交通機関の混乱を避ける為にお住まいの地域毎に参加制限が設けられている事があります。今回のボランティアも茨城県外に方はこの日から受け入れが始まりました。詳しい情報は全社協(全国社会福祉協議会)HPなど参考になさって下さい。







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